◆IL DIVO◆ 北御門文雄 編 リコーダー四重奏曲集 2 「ルネサンス器楽曲」

≪毎日がコンサートの本番です≫

画像
Recorder Quartets 2Renaissance Music / edited by Kitamika Fumio (recorded in 2013)
URL : http://papalin.yas.mu/W207/#M012

 
  ◇公開日: 2013年4月13日
  ◇演奏時間: 30分13秒
  ◇録音年月: 2013年4月
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)




北御門文雄さんが編集されたリコーダー四重奏曲集から、
第2集の「ルネサンス器楽曲」の演奏に再度取り組みました。

前回は2007年に演奏しましたので、もう5年以上も前のことですね。
当時は初めてグレートバス・リコーダー(ヤマハ製)とコントラバス・
リコーダー(通称:箱バス)をお借りし、"未知なる音"との出会いに
歓喜して、そのまま演奏録音したものでした。

あれから5年以上経ちました。テンポも、音楽創りも、変わるのですね。



楽譜は、全音から出版されているこちらを使用しました。



曲目

  王様万歳! / ジョスカン・デ・プレ
     Königsfanfaren / Josquin des Pres (1450?-1521)

  ファンタジア / トマス・ルポ
     Fantasia / Thomas Lupo (?)

  カンツォン / ジョヴァンニ・パオロ・チーマ
     Canzon / Giovanni Paolo Cima (1570-16??)

  シンフォニア / アドリアノ・バンキエリ
     Sinfonia / Adriano Banchieri (1565-1634)

  ファンタジア 「きけ、トランペットの音を」 / アドリアノ・バンキエリ
     Fantazia / Adriano Banchieri (1565-1634)

  ファンタジア / ウィリアム・バード
     Fantasia / William Byrd (1543-1623)

  セレンガー ラウンド / ウィリアム・バード
     Sellenger's Round / William Byrd (1543-1623)

  カンツォーナ / フロレンツィオ・マスケラ
     Canzona / Florention Maschera (1540-1584)

  ラ ミ ラ ソ / ハインリッヒ・イザーク
     La my La sol / Heinrich Isaac (1450?-1517)

  ティエント 第7番 (第4旋法による) / アントニオ・デ・カベソン
     Tiento VII Cuarto Tono / Antonio de Cabezon (1510-1566)

  ティエント 第10番 (第1旋法による) / アントニオ・デ・カベソン
     Tiento X Primer Tono / Antonio de Cabezon (1510-1566)

  フーガ / アントニオ・デ・カベソン
     Fuga al contrario / Antonio de Cabezon (1510-1566)


使用楽器 (A=440Hz)

   ソプラノ          モーレンハウエル    キンゼカー
   アルト           メック            オリーヴ
   テナー          全音             チェリー
                  メック            ボックスウッド
   バス            ヤマハ           メイプル
   グレートバス      キュング           メイプル
   コントラバス       キュング           メイプル




Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m


全曲+αの演奏を収めたCDを、こちらからお求め戴けます。





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この記事へのコメント

ミール
2013年04月15日 05:16
北御門さんの曲集はすごく懐かしく拝聴しています。自分の過去と繋がりますしねぇ~時を感じます。好きな曲が沢山ありました。Papalinさんが2度目の録音というのも珍しくないですか? (13分前)
Papalin
2013年04月15日 05:17
◆◆ ミールさん、ありがとうございます。2度目の録音、確かに珍しいですね。それだけに、力量が試されているような気もします。私は20年間ほどのブランクがありますが、この曲集は学生時代にもお世話になった楽譜ですので、私にとっても演奏にまつわる懐かしい思い出がありますね。 (^^♪ (43秒前)
ichi
2013年04月15日 21:01
この器楽曲の曲集は後半の曲(バード以降)が好きです。前半の選曲はちょっと軽めですよね。前回の演奏と比べると音が格段にきれいです。楽器の音色だけでなく全体のまとまりもすっきり聴こえます。マスケラのカンツォーナは、今まであまり好きではありませんでしたが、今回の演奏を聴いてやはり名曲だと思いました。カベソンはずいぶんテンポが変わってまるで別の曲のようですが、aostaさんが考察するところの・・・『再演でテンポが速くなるの法則』に逆らって、テンポが遅くなって、すごく良くなっているので、Papalinさんも大人になったものだなぁと子供の私でさえ思うのです。
Papalin
2013年04月16日 07:15
◆◆ 楽器の音色だけでなく全体のまとまりもすっきり聞こえます

ichiさん、ありがとうございます。
上品で、洗練された演奏を目指してみたのですが、如何でしょう。

『マスケラのカンツォーナ』は、あたかもフーガのように4つのパートが徐々に入ってくる際の音程が命かも知れません。このぐらいのゆったりとして余裕のあるテンポで演奏すると雰囲気が出やすいかも知れません。

『カベソンのティエント』は2曲とも動きがさほどない、比較的穏やかなティエントです。動きの激しいティエンとは、あたかも超絶技巧を披露するかのようにテンポアップして演奏するのが良いと思いますが、こうしたティエンとは、もしこれを人前で演奏したのなら、何人を心地よい眠りに就かせることができるかを競うように演奏すると良いかも知れません。

おかげさまで、大人になりましたぁ。 (#^.^#)

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