◆IL DIVO◆ 【沖縄】 1. 涙そうそう (BEGIN)

≪毎日がコンサートの本番です≫

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Piano Solo Library - Kokoro Iyasu Okinawa Muisic - Nada Soso / BEGIN
URL : http://papalin.yas.mu/W265/

 
  ◇公開日: 2013年4月26日
  ◇演奏時間: 3分29秒
  ◇録音年月: 2013年4月
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)




舌の根が乾かない内から、個別ブログを書きます。

私のように、沖縄に行ったこともなく、沖縄に縁の薄い人ならば、この曲か次の「さとうきび畑」が、もっともポピュラーな沖縄ミュージックであるように思います。沖縄は暖かなリゾート地という印象から、自分が段々と歳を重ねるにつれて、近年の悲惨な状況を知るにつけ、心を痛めます。

こうしたブログで政治的なことを書くのは本意ではないのですが、例えば日本という国を代表して、数々の軍事基地を沖縄に作るのであれば、沖縄には税金面等の優遇措置または免除等をしたらどうでしょう。移転するのなら、移転先で同様の制度を適用したらどうでしょう。建設地の住民の税金軽減分は日本国民が一様に負担する。

また、政治家が言うように、原子力発電が本当に安全であるならば、なぜ大消費地に最も近い東京湾や大阪湾の沿岸に建設しないのでしょう。何かあった時に被害が大きい・・・それは詭弁ですね。国の重要な機関がある場所だから・・・それも詭弁ですね。だって何かは絶対に起ることがなく、政治家が胸を張って保証する安全な設備なのですから。国会議事堂の前に作ったらいいのに。地方と同じように、原子力発電所をそうしたところに建設したならば、上に書いたのと同じように、税金面での優遇措置や、日本国民全体での負担をしたらいい。

なぜそうした議論が出てこないのか。それは非常識な考えだから、誰も言わない。正論で議論してみたら、どうなるでしょう。東京湾や大阪湾沿岸に暮らす人は、どんな議論をするのかなぁ。人口の多い東京湾や大阪湾の沿岸に暮らす人々が、近くに原子力発電所を集中的(人口割合に応じてという意味で)に建設することについて議論したら、原発再稼働反対なんて簡単に決まりそうに思うんだけどなぁ。

地方に暮らしていますと、色んな思いが頭をよぎります。



さてそうした思いとは裏腹に、一曲目から確かに心癒されます。

楽譜の前書きから。

2001年(平成13年)発表のこの曲は、石垣島出身の若手実力派シンガー、夏川りみの名を日本中に知れ渡らせた、新しい沖縄メロディーです。作詞は、フォーク・シンガーとして第一人者で「さとうきび畑」でも知られる森山良子。作況は夏川りみと同じ石垣島出身のバンド、BEGINが担当しています。

"涙そうそう"とは、沖縄の言葉で、"涙ぼろぼろ"という意味で、涙は"なだ"と読みます。作詞の森山良子が兄をなくした時の話をBEGINが聞いて曲を作り、それに森山良子があらためて詞をつけてできあがったのがこの曲です。


このアレンジでは、出だしはしばらく2重奏です。低音を受け持つコントラバス・リコーダーの音は、穏やかで暖かな海に漕ぎ出す沖縄の船のオールを漕ぐ音のように聴こえるから不思議です。高音を受け持つ甲高いアルト・リコーダーの音、それも普段は使用しないアルト・リコーダーでのAやGisのような高音でさえ、音が耳に届くまでにあたかもカメラのソフトフォーカス・フィルターを通したかのような柔らかな音色に変換されて聴こえる・・・。

不思議です。そんな風に聴こえるのは私だけでしょうか。



楽譜は、ドレミ楽譜出版のこちらを使用しました。絶版品です。 (^_^;)



使用楽器 (A=440Hz)

   ソプラノ          モーレンハウエル    グラナディラ
   アルト           メック            オリーヴ
   テナー          全音             チェリー
                  メック            ボックスウッド
   バス            ヤマハ           メイプル
   グレートバス       キュング          メイプル
   コントラバス       キュング          メイプル




Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m



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この記事へのコメント

ichi
2013年04月29日 12:58
そうですね。沖縄の曲は民謡も含めて、耳に優しい音楽だと思います。暑い日でも木陰や建物に入ると涼しくて、外の強い日差しの中で揺れる葉っぱが心地良いです。ゴールデンウィークに入って初夏のような暑さですので、とてもタイムリーな選曲だと思います。バックの重低音がとてもいいですね。
Papalin
2013年04月30日 06:27
◆◆ とてもタイムリーな選曲だと思います。

ichiさん、ありがとうございます。
GW直前にたまたま"BOOK OFF"で見つけて、そのまま演奏モードに入ったのですが、言われてみますと、GWに合っていますかね。

ピアノの楽譜は、アレンジャーによって(または購買層を特定することによって)、色んな特徴があるのですが、この曲集のアレンジの特徴の一つは、メロディをオクターブないし2オクターブ振って演奏させるというところにありそうです。ピアノでの右手が鍵盤の右の方に行っちゃっても、左手はしっかり残って低音を鳴らす・・・そんなのも特徴ですかね。(#^.^#)
 
GWの沖縄・・・行ってみたいなぁ。

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