◆IL DIVO◆ 北御門文雄編 四重奏曲集3「ルネサンス舞曲」 アテニャン作品

≪毎日がコンサートの本番です≫

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Recorder Quartets 3 Renaissance Dances edited by Kitamika Fumio - Pierre Attaingnant (c1494-c1551) / Six Dances (recorded in 2013)
URL : http://papalin.yas.mu/W207/#M019

 
  ◇公開日: 2013年4月14日
  ◇演奏時間: 9分19秒
  ◇録音年月: 2013年4月
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)




北御門文雄さんが編集されたリコーダー四重奏曲集から、
第3集の「ルネサンス舞曲」の演奏に再度取り組みました。

前回は2007年に演奏しましたので、もう5年以上も前のことになります。
当時は初めてグレートバス・リコーダーとコントラバス・リコーダーをお借りし、
"未知なる音"との出会いに歓喜して、そのまま演奏録音したものでした。

実は今回のアテニャンの舞曲を再録音しなくてはいけないと、ずっと思っていました。というのは、前回の録音はお聴かせするのも憚られるようなひどいものでした。触ったこともないチェロを引っ張り出してのいきなりの録音、それは無理ですわな。しかもその後に口直しで演奏したリコーダー・アンサンブルによる演奏も音程がままならない気に入らないものでした。そこで、今回の"再録音"ティクルスがスタートしたといっても過言ではありません。

さて、冒頭の曲を再び演奏しますと、今度は後に続く曲の演奏とのバランスが気になります。ということで、結局6つの舞曲を全部演奏し直しと相成りました。 (^_^;)

フランス風の舞曲って、こんなしっとりした感じでしょうか。



楽譜は、全音から出版されているこちらを使用しました。



曲目

  「6つの舞曲」から 1. Branle Gay

  「6つの舞曲」から 2. Tourdion

  「6つの舞曲」から 3. Branle Simple

  「6つの舞曲」から 4. Branle Gay

  「6つの舞曲」から 5. Pavane

  「6つの舞曲」から 6. Basse Dance


使用楽器 (A=440Hz)

   ソプラノ          モーレンハウエル    グラナディラ
   アルト           メック            オリーヴ
   テナー          全音             チェリー
   バス            ヤマハ           メイプル
   グレートバス      キュング           メイプル
   コントラバス       キュング           メイプル

   太鼓           アジア製          ジャンベ(大)
   鐘             アジア製          鐘




Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m


「ルネサンス舞曲」の全曲を収めたCDは、こちらからお求め戴けます。





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この記事へのコメント

ichi
2013年04月16日 12:37
前回のチェロの演奏をブログのどこかで、面白半分にけなしたのを覚えています。でも前回チェロの演奏はことあるごとにリンクが貼られ、何年かごとに話題に出るたびに白日にさらされる伝説の演奏と化しています。
さて、今回の演奏を聴いてどう思うか?はっきり言ってこの程度の演奏は酒の入っていないPapalinさんにとっては造作もないこと。この演奏がはたして5年間笑いものにされたアテニャンに対して禊ぎとなるだろうか?いや、決してならない!!・・・ではどうしたら良いのか?それは、チェロの演奏にはチェロで応えるべきであり、それが男というものであろうかとそう思うのです・・・どうでしょう?
Papalin
2013年04月16日 17:33
◆◆ 前回チェロの演奏はことあるごとにリンクが貼られ・・・

ichiさん、ありがとうございます。
リンクを貼って、わざわざ白日に晒しているのは、「どうだ! 上手だろう!」と自慢しているのです・・・なんてことはありえません。見よう見真似で西洋の伝統と格式のある立派な楽器を演奏するのはほぼ無理だという、良い例でしょうね。

実は、このアテニャンの曲、それも1曲目の"Branle Gay"なのですが、今回の演奏も気に入らないのです。なぜでしょう。その前に、どこが気に入らないかということですが、和音が正しく響いていないことなのです。前回のリコーダー・アンサンブルの失敗の原因は分かっています。最初に録音した他のパートの音を聞かずして、最後のトップのパートを演奏したからです。これでは合うわけがありませんよね。
Papalin
2013年04月16日 17:35
◆◆ 酒の入っていないPapalinさんにとっては造作もないこと

ichiさん、続きです。

それは違うのですよ。
でもって一つ前のお返事の続きですが、今回は5年前とは違って、私が長年を費やして取得した多重録音の方法であり、ここ2年くらいはずっとこの方法で行っている、上のパートから録音するというやり方で重ねていったのですが、それでも上手くいかないのです。何故でしょう。

どの和音が汚いかというと、旋律が吹け上がって、最高音のD音に到達する19小節が一番ひどいですね。この小節の1拍目の和音はB♭なので、D音は長3度の音になります。メロディは上昇して最高音に到達するのに、長3度の音なので、低めに取らねばならないのですね。実はこういう箇所がこの曲には多々あります。つまり旋律が3音で動いていくパターンが非常に多いということです。つまり、これは声楽曲なので問題ないのですが、器楽で演奏する場合、特に管楽器で演奏する場合は、よほどの注意が必要な曲だということです。 <これにて一件落着。でも再録音はきっとしない。>

鐘を登場させたのも、正直言うと、誤魔化すためでした。
あ~あ。
Papalin
2013年04月16日 17:36
◆◆ チェロの演奏にはチェロで応えるべきであり、それが男・・・

ichiさん、続きです。
性転換を図りたいと思います。(^_^;)

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