◆IL DIVO◆ 北御門文雄編 四重奏曲集3「ルネサンス舞曲」 バード作品
≪毎日がコンサートの本番です≫
Recorder Quartets 3 Renaissance Dances edited by Kitamika Fumio - William Byrd (c1543-1623) / Renaissance Dances (recorded in 2013)
URL : http://papalin.yas.mu/W207/#M021
◇公開日: 2013年4月15日
◇演奏時間: 6分43秒
◇録音年月: 2013年4月
上のアルファベットの曲目名をクリックして、
Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)
北御門文雄さんが編集されたリコーダー四重奏曲集から、
第3集の「ルネサンス舞曲」の演奏に再度取り組み中です。
ひょっとしたら、ウィリアム・バードはイギリス最大の作曲家(音楽家)なのかもしれません。続くバロック時代から後期ロマン派まで、イギリス人の作曲家はもちろん何人もいますけれど、"偉大な"という言葉が似合うのは、バード以降はビートルズかもしれないですね。そのバードが作曲したパヴァーヌとガリアルドです。
今回の再演奏でお気づきかもしれませんが、テンポ感が以前とは随分変わりました。そしてそれは従来の「再演はほぼテンポアップする」というセオリーに反していることもお気づきかと思います。その理由は、特にこの第3集の舞曲で顕著なのですが、舞曲すなわち踊るための音楽ということに回帰して考え直してみました。パヴァーヌがゆったりとした典雅な踊りであることは良いのですが、続くガリアルドも、以前私が演奏したようなテンポより、もっとゆったりとしていたのではないかと考えるようになりました。それは、このバードの作品の次に登場するクーラントも同じです。どうも私は、既に形骸化していたバロック時代の古典組曲の影響が強すぎるようですね。
4曲目のガリアルドは、ちょっと遊ばせて戴きました。あまり良い趣味とは言えませんね。
楽譜は、全音から出版されているこちらを使用しました。
曲目
「パヴァーヌとガリアルド」から 1. Pavane
「パヴァーヌとガリアルド」から 2. Galiardo "Mrs. Mary Brownls"
「パヴァーヌとガリアルド」から 3. Pavane
「パヴァーヌとガリアルド」から 4. Galiardo
使用楽器 (A=440Hz)
ソプラノ モーレンハウエル グラナディラ
アルト メック オリーヴ
テナー 全音 チェリー
バス ヤマハ メイプル
グレートバス キュング メイプル
コントラバス キュング メイプル
太鼓 アジア製 ジャンベ(大・小)
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
「ルネサンス舞曲」の全曲を収めたCDは、こちらからお求め戴けます。
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