◆IL DIVO◆ ヨハネス・オケゲム / ミサ・オー・トラヴァイユ・シュイ
≪毎日がコンサートの本番です≫

Johannes Ockeghem (c1410-1497) / Missa Au teavail suis
URL : http://papalin.yas.mu/W047/#M004
◇公開日: 2013年6月20日
◇演奏時間: 31分49秒
◇録音年月: 2013年6月
上のアルファベットの曲目名をクリックして、
Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)
これもオケゲムが残した11のミサ曲の中の一つです。
邦題は、ミサ曲「私が悩んでいる事を」です。
オケゲムの作品で興味があるのは、技巧の粋という
"Missa prolationum" 《ミサ・プロラツィオーヌム
(種々の比率によるミサ曲)》、それと"Missa pro defunctis"
《ミサ・プロ・デフンクティス(死者のためのミサ曲)》です。
私は、例えば握り寿司の場合ですと、大好物その2を最初に食べ、大好物その1を最後に食べるというタイプの人間です。上記の2つの作品は両方とも大好物その1の扱いにしましたので、まだ演奏することなく、大事にとってあります。(^_^;)
そんな風に書いたら、このミサ曲に失礼なのですが、ちょっと寄り道のつもりのミサ曲が素晴らしかったというお話です。その証拠に、歌ってしまいました(証拠になっていませんね)。
シャンソンを定旋律のテーマとして徹底的に用いていて、キリエを歌ってもグロリアを歌っても、みな同じように感じてしまうのですが、アニュス・デイを私としてはかなりゆっくりと歌ってみましたら、しびれました。4声のミサ曲ですが、上2声は本来はオクターブ上で歌われます。私はオクターブ低い音域で歌っています。それはもちろんオケゲムの意図したハーモニーとは異なりますが、それでも豊かな響きを感じられるところがありました。なお、なぜか借用した楽譜には、クレドが入っていませんでしたことを書き添えておきます。
楽譜は、ChoralWikiから借用しました。
使用楽器 (A=440Hz)
バス ヤマハ メイプル
グレートバス キュング メイプル
コントラバス キュング メイプル
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
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