◆IL DIVO◆ オーランド・ギボンズ / 聖歌

≪毎日がコンサートの本番です≫

画像
Orlando Gibbons (baptised:1583-1625) / Hymn tunes (The Hymnes and Songs of the Church, London, 1623)
URL : http://papalin.yas.mu/W049/#M055

 
  ◇公開日: 2013年7月7日
  ◇演奏時間: 11分1秒
  ◇録音年月: 2013年7月
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)




IL DIVO Papalinのギボンズのページを読み返しましたら、
ギボンズは宗教曲にも力を注いでいたようなのに、私が
演奏したのは器楽曲や世俗曲が随分と多いなあと感じ、
これで終わるのはいけないと思いました。

作曲家の解説はWikiから引用させて戴いてますが、その記述の中に --- 彼の最も有名なヴァース・アンセムは「ヨハネの証はかくのごとし This is the record of John」であり --- と書かれています。少なくともこの曲だけは
演奏しないといけないかな・・・と思いました。

ところが、これは数ある"ヴァース・アンセム"の中の1曲です。誘惑してますよね、というか、私が簡単に誘惑されてしまうのです。そこで、昨日一旦"Amen"でとどめにした筈でしたけれど、引き続いてギボンズの"ヴァース・アンセム"を演奏することに決めました。気持ちが定まったところで、ChoralWikiを訪ね歩きますと、他にも誘惑がいっぱいあるのです!という流れで、脱線の脱線といいますか、まずはお手軽に思える聖歌をいくつか演奏してみることにしました。(^_^;)


あのグレン・グールドがギボンズの作品を愛していたということですが、何となくそれがわかるような気がします。グールドがどのジャンルの作品を好んでいたのかは知りませんが、この聖歌にしても、バッハの百年以上も前に生まれた作曲家の作品とは思えない完成度だと感じました。でもこれはある意味で、ギボンズに対して非常に失礼な言い方です。私(たち)は、バッハをあまりにも基準として考え過ぎなので、ついついバッハと比べてしまうのですね。考えを改めて、ギボンズの聖歌からバッハの聖歌を見てみると、百年の時を経た作品とは思えません。つまり、バッハがいかに懐古的だったかということ、つまり、あるジャンルにおいて、バッハは相当時代遅れだったということを改めて知るのでした。

さて、八ヶ岳で大きな事故でもあったのでしょうか、ヘリコプターが何機も飛んでいるし、救急車のサイレンも鳴りっ放しです。案じています。



楽譜は、IMSLP、および、ChoralWikiから借用しました。



使用楽器 (A=440Hz)

   ソプラノ        モーレンハウエル    グラナディラ
   アルト         メック            オリーブ
   テナー        全音            チェリー
   バス          ヤマハ           メイプル
   グレートバス     キュング         メイプル
   コントラバス     キュング         メイプル




Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m



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この記事へのコメント

アルト笛
2013年07月09日 22:22
日常的に教会でうたわれるのに相応しい、どれも穏やかで耳になじみやすいメロディなんですね。2声のファンタジアが最初のギボンズさんとの出会いでして、飛んだり跳ねたりの印象があったので、とても新鮮です♪ ギボンズさんって、すごい方なんですね(^-^)
Papalin
2013年07月10日 08:32
◆◆ 2声のファンタジアが最初のギボンズさんとの出会いでして

アルト笛さん、ありがとうございます。
あ、私と同じ出会い方をされたのですね。(^ω^)

先日も家人と話をしていたのですが、作曲家にしても画家にしても、あるいは執筆家にしても、自分がどの作品から入っていくか(ときにそれっきり入っていかないこともありますが)は運命的でもあるのですが、その後のその人(作品)にどれだけ興味を持つかに大きく関わっているように感じます。音楽家の例で言うならば、ベートーヴェンを「運命」で知るのか、「エリーゼのために」で知るのか、はたまた「ピアノ・ソナタ」で知るのか、「第九」で知るのか・・・。これらの違いはありますよね。ギボンズに関しては、私も2声のファンタジアの第1番が最初の出会い、それも、リコーダーを始めて間もない人たちが演奏するのを聴いたのが初めてでした。(^_^;)

そう、ギボンズって、魅力的な作曲家だったのですね。(^^♪
ichi
2013年12月31日 10:45
2013年ベスト10.第5位は、これ今年沢山演奏された、ギボンズの中から、聖歌です。
ギボンズの宗教曲なかなかいいですね。
さて、ここで小休止とします。後半もお楽しみに。
Papalin
2014年01月04日 10:52
◆◆ ギボンズの宗教曲なかなかいいですね。

ichiさん、ありがとうございます。
ギボンズと言えば、私はichiさんと同じ学年の大学の後輩たちが、一生懸命この曲集に取り組んでいたことを思い出します。私自身は殆ど馴染みのない作曲家でした。あの頃は、ギボンズの音楽を演奏しても面白くなかった…それが正直なところです。でも、今回こうして図らずも同じ聖歌をベストテンに挙げたということは、ギボンズの良さをお互いに再確認したということでしょうか。私が選んだヴァース・アンセムもイギリスの聖歌のことを指しますので、聖歌という意味では同じですね。

ファンタジアやマドリガルよりも、こちらの方が好みです。

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