◆IL DIVO◆ 北御門文雄 編 / 二重奏曲集3 (ルネサンス音楽)
≪毎日がコンサートの本番です≫

"Duets for Alto Recorder" - "Renaissance Music" edited by Kitamika Fumio
URL : http://papalin.yas.mu/W246/#M101
◇公開日: 2013年7月24日
◇演奏時間: 43分くらい
◇録音年月: 2013年7月
上のアルファベットの曲目名をクリックして、
Papalinの音楽室でお聴き下さい。
ayaさんから、楽譜を送って戴きました。懐かしいですね。
学生の頃にお世話になった楽譜なのですが、当時は、
第1集のバッハ作品や、第2集のフランス・バロックの方が
楽しくて、こちらの第3集「ルネサンスの音楽から」は、
あまり演奏しなかったように思います。しかし今は中世や
ルネサンスの音楽にはまっているわけですから、不思議なものです。
実はまだ全曲演奏していません。コンサートがたて続いたということもありますが、もっと確かな理由は、夏の日中のセミたちです。彼らが元気の良い日は、きまってジリジリと日の光が差し込む日です。朝食時間からジーーっと鳴かれると戦意喪失です。
その夏用の対策というか、一つ考えたことがあります。私が行っているのは多重録音ですので、ソロの曲とデュエットの曲では、窓越しに遠くから聴こえるセミの声の音量が2倍になります。カルテット(四重奏)だと4倍、オクテット(8重奏)だと8倍・・・という具合です。塵も積もれば山となってしまいます。
さて、セミが鳴き止んだり比較的静かになった時をうまく狙って演奏するわけですけれど、経験的にデュエットでは全く音が気にならない、ほぼ聞こえないと言っても良いことがわかりました。一方、オクテットだと全くダメですね。
ということで、夏はあまり音を重ねない作品、つまりデュエットやトリオの演奏に適しているといえます。そんなこともありまして、この時期を狙って、ayaさんから楽譜をお借りしました。(^^♪
曲集はお馴染みのギボンズで始まりますが、2重奏曲の場合、作曲家がメロディ・パートでない方のパートにどんな音を与えるのか、非常に興味深く聴いて(演奏して・見て)います。それはポリフォニックな曲よりも、Thomas Morley の歌曲(カンツォネッタ)の場合により興味深いものとなります。そして、これから演奏する Matthew Locke のヴィオールのための組曲は、それぞれの曲の変化も含めて楽しみです。
この曲集にはヴィオール・コンソート用の曲が多く含まれています。本来でしたらルネサンス・リコーダーの柔らかく、ふくよかな音で演奏したいところですが、ヴィオールの曲は音域がかなり広いので、それは断念しました。もう一つ断念した理由は、私が持っているモーレンハウエルのキンゼカーのアルト・リコーダーは、音程面でまだ手懐けられずにいることです。
彩を添えるために、バス・リコーダーを使用した曲もあります。
楽譜は、ayaさんからお借りしました。あれ、今検索したら、装丁が変わって楽譜が復刻したかも?
使用楽器 (A=440Hz)
アルト メック オリーブ
バス ヤマハ メイプル
演奏曲目
オーランド・ギボンズ作品 (ファンタジア)
ジョヴァンニ・コペラーリオ作品 (ファンタジア)
ウィリアム・ホワイト作品 (ファンタジア)
ウィリアム・バード作品 (グリーリア)
トーマス・モーリー作品 (ファンタジア、カンツォネッタ)
マシュー・ロック作品 (組曲第1番・第2番) ・・・ 未録音
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
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