◆IL DIVO◆ フィリップ・ヴェルドロ / 世俗作品 (M-Z)
≪毎日がコンサートの本番です≫
Philippe Verdelot (1480to1485 - c1532) / Secular Music (Category: M to Z)
URL : http://papalin.yas.mu/W100/#M014
◇公開日: 2013年8月14日
◇演奏時間: 73分12秒 (合計)
◇録音年月: 2013年8月
上のアルファベットの曲目名をクリックして、
Papalinの音楽室でお聴き下さい。
ヴェルドロの世俗曲、下記楽譜サイトから入手可能な全ての曲を
演奏しました。当時は人気を誇った作曲家だったようですけれど、
私には際立った特徴はつかめません。それも似たような曲ばかり
続き、マンネリ気味の演奏もありますが、徹底的に和音に拘りました。
全て歌ですので、基本的には歌うことを想定したテンポで演奏して
いますけれど、そうは言っても同じような調子が続くと、演奏する側も疲れてしまいます。てなわけで、たまに爆発して、歌であることを無視したテンポで演奏している曲もあります。それと、どうしてもこの時期避けられないゼミたちの鳴き声にも、ご容赦願います。
世俗作品の前半部でも書きましたが、殆どが4声の作品で、5声の作品はちらほら。終から2番目の"Ultimi miei sospiri"は、珍しく6声でした。今回も、ぶわ~っと流してお聴き下さい。
そうそう、前回のAtoLのどれかの曲で、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」の有名な動機(ドレファミ)の音型が登場しました。この動機が音楽史をどこまで遡ってみつけられるか、それが私の演奏における隠されたテーマの一つでもあります(隠してないか)。
参考ですが、ヴェルドロについて、ChoralWikiに、こんなことが書かれていました。
Verdelot is presumably only a nickname, his actual family name being Deslouges.
楽譜は、 ChoralWiki および一部は IMSLP から借用しました。
使用楽器
ソプラノ モーレンハウエル グラナディラ
アルト メック オリーヴ
テナー 全音 チェリー
バス ヤマハ メイプル
グレートバス キュング メイプル
コントラバス キュング メイプル
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
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この記事へのコメント
ichiさん、ありがとうございます。
朝、早いですね。(#^.^#)
音楽専業になってから、演奏にはかなり気を使うようになりました。「ま、いっか」でなくて「これでいい?」といつも問うています。少しでも気に入らないところがあると、演奏し直します。時間もかかりますが、そうしないといけないと思っています。
割と初期のルネサンス音楽を演奏しているのは、特に音程の矯正を絡めているからです。近頃の演奏で、楽器が固定化しているのは、和音をきちんと鳴らすためには、色んな楽器を持てないからです。自分の他の楽器も持てないので、ましてや他人の楽器を借りて人の前でその場で演奏するなんてことは考えられません。
セミなんですが、もちろん鳴き止んでいるときに録音しますが、集中していると、途中から鳴き出したのが聞こえないんですね。最後の音を演奏して、沈黙に返ったとき、ありゃりゃ!なんてこともしょっちゅう。夏はCD作りですかね。
豆や栗、日常でも食べやすいようにして戴いています。(^_^;)