◆IL DIVO◆ ヨハネス・オケゲム / 種々の比率のミサ曲

≪毎日がコンサートの本番です≫

画像
Johannes Ockeghem (c1410-1497) / Missa prolationum
URL : http://papalin.yas.mu/W047/#M007

 
  ◇公開日: 2013年8月18日
  ◇演奏時間: 4分11秒 ×2
  ◇録音年月: 2013年8月
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。




オケゲムの作品を演奏してきましたが、少なくとももう一つ
演奏しなくてはいけない作品がありました。音楽室のページ
の解説にもありますが、その曲は、"種々の比率のミサ曲(Missa prolationum)"です。タイトルにもそそられますが、Wikipediaは、この作品を、"比例カノンを用いた驚異的な"ミサ曲だと書いています。

夜のコンサートの準備もそっちのけで、セミの鳴き声の合間をぬって演奏しました。もちろん、夜のコンサートは、きちんと行いましたし、お客様にも喜んで戴けたと自負していますが、演りたくなったら止まらない性格はどうにも修正できません。

楽譜をご覧下さい。トップのSuperiusは2/2拍子、セカンドのTenorは3/2拍子、サードのContratenorは6/4拍子、そしてBassusが9/4拍子。これが"比例カノンを用いた驚異的な"ミサ曲です。食わず嫌いをして、印刷した譜面を何日も寝かせましたが、演奏してみると、極めて構造的に書かれているので、全く問題なく演奏することができました。どのパートも、拍子の感覚を大事にしながら歌うと(演奏すると)、何てことはありません。様式に凝った作品であることは間違いありませんが、一時代前のアルス・スブティリオルのそれとは全く異なって、やっぱり血がかよっている気がします。

演奏は、ア・カペラとリコーダー・コンソート、2種類あります。



楽譜は、 IMSLPから借用しました。



使用楽器

   バス         ヤマハ          メイプル
   グレートバス    キュング         メイプル
   コントラバス     キュング         メイプル




Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m



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