◆IL DIVO◆ 北御門文雄 編 / 二重奏曲集3 から ロック / 組曲第1番・第2番
≪毎日がコンサートの本番です≫
Matthew Locke (1621or1622 - 1677) / Suite No.1, No.2
URL : http://papalin.yas.mu/W246/#M107 (1番)
URL : http://papalin.yas.mu/W246/#M108 (2番)
◇公開日: 2013年8月2日
◇演奏時間: 7分59秒/9分8秒
◇録音年月: 2013年8月
上のアルファベットの曲目名をクリックして、
Papalinの音楽室でお聴き下さい。
北御門文雄さんの編集および編曲による、ルネサンス音楽
の二重奏曲集が、これで完成しました。
曲集の最後に収めらていたのは、イギリスの作曲家:ロック
の2つの組曲です。どちらもヴィオールの二重奏で演奏され
たのだと思います。
ファンタジーの何曲かは、中間部でテンポを落として演奏する曲ですが、その場面など、ヴィオールの引きずるような、それでいて華やかな装飾と共に演奏されたら美しいだろうなと思いながら演奏しました。
さて、組曲第1番を、普通に演奏してみたのですが、どこから見てもこの曲はルネサンス音楽というよりも、初期バロック音楽です。ならば、眠っているカンマートーン(A=415Hz)の楽器を引っ張り出して演奏しようぢゃないかということで、第2番は竹山の楽器を使って演奏しました。この楽器で演奏しますと、切ない感じがします。二つともサラバンドで終わるという組曲、演奏者としては難しいですね。
楽譜は、ayaさんからお借りしました。
表紙が新装された楽譜がこちらに載っていますが、再び絶版という話もあります。
使用楽器
アルト メック オリーブ (A=440Hz)
アルト 竹山 ブラジリアン・ボックスウッド (A=415Hz)
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
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この記事へのコメント
以前、ロックの四重奏(多分やはり組曲だったような、、)を楽しんだ時に、ロック氏の事はあまりよく知らないので勝手な言い分ですが、皆で「微妙にルネッサンス音楽らしくないね」と言っていたのを思い出しました。
おかげさまで、?十年も本棚で眠っていた楽譜にやっと陽があたりました。。ありがとうございました。私は二重奏で遊ぶチャンスが意外に少ないという事なんですね。
ayaさん、ありがとうございます。
演奏されたという四重奏も、おそらくヴィオール・コンソート用の曲だったと思います。ヴィオール・コンソートの曲、という面だけを見ると、いかにもルネサンスぽいのですが、曲そのものは、初期バロックですよね。
今回、楽譜を送って下さり、ありがとうございました。おかげさまで、セミたちの短い生活と共存しながら間隙を縫って演奏し終えることができました。
二重奏、アンサンブルの基本かも知れませんね。(^^♪