◆IL DIVO◆ マイケル・イースト / 5声のファンシー 「私は失望した」
[CD・楽譜 Studio-Papalin]
"SCHOTT'S ARCHIVE of RECORDER CONSORTS" (LONDON) / Michael East (c1580-1648) / Desperavi (Fancy in five parts) [S&Co.6024]
URL : http://papalin.yas.mu/W274/#M065 (ショット社)
◇公開日: 2014年7月15日
◇演奏時間: 2分51秒
◇録音年月: 2014年7月
上のURLをクリックして、
Papalinの音楽室にてお聴き下さい。
マイケル・イースト(Michael East (or Easte, Est, Este) (c1580-1648))という作曲家にも、初めて出会いました。3つ前のブログに書いたジョン・ウィルビー(John Wilbye (1574-1638))とほぼ同時代にイギリスで活動した作曲家であり、オルガニストだったようです。彼は同時代の作曲家と比べると、曲集の出版がさかんに行われたようです。作品は、7つのグループとして出版されました。
Groups 1 and 2: madrigals for three and five voices
Groups 3 and 4: anthems, madrigals, pastorales, napolitans and fancies for four to six voices
(including instrumental fancies for viol consort)
Group 5: twenty three-part pieces for viol
Group 6: anthems and sacred consort songs for five and six voices, together with a setting
of a poem by Sir Henry Wotton, honouring Princess Elizabeth, daughter of James I.
Group 7: viol works for two to four voices
演奏してみての正直な感想は、ジョン・ウィルビーのファンタジアとは異なり、音が行きたいところにちゃんと行っている印象があります。アップテンポ感のある中間部も好みでした。作風がオーソドックスだと言ってしまえばそれまでですが、基本を打ち破って何かしようとした際に、それが音楽芸術として優れたものになるのか、そうではないものと化すかは、非常に大きな問題ですね。皆さんはどう感じられたでしょうか。
楽譜は、手持ちのロンドンSCHOTT社のピースを使用しました。
使用楽器
ソプラニーノ キュング ローズウッド
ソプラノ モーレンハウエル グラナディラ
アルト メック オリーヴ
テナー 全音 チェリー
テナー メック ボックスウッド
バス ヤマハ メイプル
グレートバス キュング メイプル
コントラバス キュング メイプル
サブ・グレートバス キュング メイプル (+エフェクタ)
サブ・コントラバス キュング メイプル (+エフェクタ)
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
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