【スタジオ・パパリン メルマガ Vol.84 2021/8月号】
スタジオ・パパリン
[CD・楽譜] [武藤哲也 リコーダー&オカリナ教室]
[CD・楽譜] [武藤哲也 リコーダー&オカリナ教室]
2014年11月から始まったスタジオ・パパリン・ショップのメルマガ。
ショップのお客様だけでなく、皆さまにもご紹介したいと思いましてこちらにも掲載致します。
スタジオ・パパリンの音楽教室の特徴の一つに「練習用CD」があります。これはその名の通り、練習を効果的、効率的にするための専用CDです。実はこれはある生徒さんのニーズによって生まれたものです。「私が練習する曲を先生が演奏したCDが欲しいです。」これをきっかけに、ならば参考演奏のほかに、自分のパートだけを収録したオンリーワンと、自分のパート以外の音だけ収録したマイナスワンも作りましょう。こうして誕生した練習用CDは大変好評をいただき「家に居ながら好きな時間に先生と一緒にアンサンブルができるのが嬉しい。」と仰ってくださいました。推奨テンポと、ちょっとテンポを落としたバージョンの両方が収録されているのも嬉しいと。
さて、先日のネット経由での生徒さんのレッスンでのこと。その日は、ある二重奏曲の2度目のレッスンでした。レッスンの冒頭に上のパートを一人で演奏して戴いたのですが、これが驚くほど上達していました。聞くところでは、練習用CDを使って徹底的に練習をされたとのことでした。練習用CDの長所の一つに、正確なテンポで演奏できることがあげられます。生徒さんの演奏は揺るぎのない正確なテンポでした。前回はかなり…でした。そして次が音程です。音程とは2つの音の正しい関係のことです。相手(の音)が必要ですから、チューナーで計る音の高さとは異なります。これはチューナーでは無理。それを練習用CDから汲み取っていました。更に、同じ長さ(音価)の音符が続く場合でも、それぞれの音の長さのニュアンスを変えて演奏しているところなど、この練習用CDは宝物がいっぱい詰まったものだと仰います。ただ単に曲を覚えるためだけでなく、先生の演奏に耳を欹てて、それを真似して演奏できるようになると、上達した気分になれるのだとか。
これは私にとっては願ってもないことでした。まさに効果的、効率的な練習ができているのですね、とことん活用されています。練習用CDの苦手な箇所、テンポをやや変えたい箇所、溜めたい箇所などは、リアルのレッスンでフォローしています。正しいテンポで演奏できて、初めてそうした微妙な変化を認識できるようになり、ニュアンスや音楽の機微を表現できるようになると思います。人間のテンポ感や音程の感覚はかなりいい加減ですから。練習用CDを有効にお使いいただけたら幸いです。(#^.^#)
スタジオ・パパリンでは距離をとり、プラズマ換気し、アルコール消毒をしながらレッスンしています。
SkypeやZoomを使ったインターネット経由のレッスンも随時受付けております。 (#^.^#)
スタジオ・パパリン Studio-Papalin
武藤哲也 (山の音楽家 Papalin)
http://studio-papalin.com/
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