【スタジオ・パパリン メルマガ Vol.114 2024/2月号】



2014年11月から始まったスタジオ・パパリン・ショップのメルマガ。ショップのお客様だけでなく、皆さまにもご紹介したいと思いましてこちらにも掲載致します。

m.jpg音楽記号のタイとスラー。似ていますけれど、意味は異なります。タイは同じ高さの2つの音符を弧線で繋げて書かれるもので、後ろ側の音まで一気に切れ目なく演奏するものです。一方のスラーは高さの異なる2つ以上の音符を弧線で繋げて書かれるもので、スラーで囲まれた範囲の音を滑らかに演奏するものです。リコーダーやオカリナの場合は、タイは最初に書かれた音にだけタンギングをします。一方のスラーは最初の音だけタンギングをして他の音はタンギングしないで演奏する場合もありますし、途中に登場する音では柔らかなタンギングをして切れ目なく演奏することもあります。

さて、今日はタイについてです。タイが書かれた楽譜の音の長さが分からなくなってしまい、楽譜通りに演奏できない生徒さんが少なくありません。特に小節をまたぐようなタイの場合は難しいですよね。そういうときは一旦タイを取っ払って、2つの音をタンギングして演奏してみましょう。しかもゆっくりと拍を数えながら。そうして正しく演奏出来るようになったら2つの音をつなげてあたかも一つの音として演奏しましょう。こうすることによって苦手なタイは克服できるでしょう。最初から何でも出来ちゃう人なんていませんものね。(*^^*)


スタジオ・パパリン Studio-Papalin
武藤哲也 (山の音楽家 Papalin)


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